和歌山電鐵
社長 小嶋光信

たま名誉駅長がたま大明神として「たま神社」の御祭神となり鎮座して早5年になります。

私も40年以上公共交通に携わり多くの鉄道会社、バス会社やフェリー会社の再生をしてきましたが、たま名誉駅長のように貴志川線のみならず公有民営化に道筋をつけ地方鉄道に光をあてて奇跡的な活躍をしてくれたベストパートナーは他にはありませんでした。

たま駅長はその上「世界の猫ブーム」をもたらし、多くの猫が救われました。依然としてたま駅長人気は衰えを知らず、しっかりと和歌山電鐵を守ってくれています。

今年は新型コロナウイルスの世界的蔓延で国内外の観光客が激減して世界の観光地も大変ですが、我が貴志川線もご多聞に漏れず70%もお客様が減って大ピンチです。

さて今年は記念催事をどうしようかと思いましたが、今こそ「たま大明神」の出番で、「あまびえ」と共に新型コロナウイルスを退治してくれるでしょう。

今年はフェルト人形作家の佐藤法雪さん作の「メガたま駅長」が貴志駅の一日駅長としてお披露目され、あわせて鉄道ファンが垂涎の的のヘッドマークや駅名板などの貴志川線選りすぐりのお宝の放出販売をしました。

暑い中を多くのファンの皆さんに来ていただき、三密を避けながらのお宝販売も大人気でした。

ニタマ駅長とよんたま駅長と一緒にたま神社へお詣りに行きましたが、やはりたま駅長はたま神社に居て二人を教育しようと叱咤激励したのか、ニタマ駅長はニャーニャー「頑張ってるニャー!」とたま大明神に認めてもらおうと必死でした。

2020年1月5日にお伝えしていた、たま電車2(二タマ電車)の計画は、予期せぬコロナ禍で予定していた車両の手立てがつかず、当初予定を変更せざるを得ない状況になっております。
加えて和歌山電鐵のご利用者も対前年7割減となり、経営的に非常に苦しい状況が続いております。
しかしながら、皆様にお待ちいただいている、 たま電車2(二タマ電車)につきましては弊社としましても、何があろうとも実現する覚悟で取り組んでおります。
体制を立てなおすとともに皆様にもご参加いただき“みんなで作るたま電車2(二タマ電車)”として進めて参る所存にございます。
一日でも早く新情報をお伝えできるよう鋭意努めてまりますので、何卒しくお願い申し上げます。

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