ニタマ駅長にリニューアル駅長室完成!

和歌山電鐵 社長 小嶋 光信

あけましておめでとうございます!

今年はついに犬を猫が抜く勢いの猫ブームです。

たま駅長が就任した2007年1月では、「犬にあらざればペットにあらず」という空前の犬ブームで、わたしがたまちゃんを駅長に任命した時は多くの方が「猫??」、「駅長???」と訝る有様でした。その猫ブームの火つけ役になったたま駅長もビックリしていると思います。
また、たま大明神となって迎えた年に猫族がトップになる予想とは、「たま神社」が猫族の聖地になる予兆を感じます。

毎年たま駅長の就任に合わせて1月の初めにお祝いをしていましたが、昨年6月にたま駅長がたま大明神になり、「たまⅡ世駅長」を襲名したニタマ駅長に、本日、たま駅長が長年住み慣れた駅長室をリニューアルして、ニタマ駅長に使用を認めることにしました。

実は、「たまⅡ世駅長」就任後、たま駅長はたま神社に鎮座しましたので、空いた駅長室を使うことにしたのですが、ニタマ駅長が入ろうとしたら、偉大なたま駅長に恐れ多いのか、ビビリまくって入ることができなかったのです。

あんなにおっとりして優しいたま駅長でしたが、ニタマ駅長には大変厳しかったのです。時にはウーとかハーとかニタマ駅長の仕事ぶりに怒っていました。今思えば自分の後を任せるための指導的な厳しさだったと思います。

今回のリニューアルで、やっと入れるようになったのです。
これで名実ともにニタマ駅長が「たまⅡ世駅長」として正式に駅長業務につけることになりました。

リニューアルのポイントは、前面を広い場所から見えるように出窓にしました。

以前は壁と同じ位置にガラス窓があって,正面から以外はたま駅長の執務ぶりが見えにくかったのですが、これでかなりワイドに見ていただけるようになりました。

入室式では、新しい駅長室には緊張の面持ちのニタマ駅長も、すぐ気に入ってくれて、出窓のそばでお客さんにご挨拶したり、キャットステップを上まで上がって、ご機嫌でした。これで落ち着いて駅長業務を始められるでしょう。

駅長室には初代貴志駅長のたまの肖像写真と二代目のたまⅡ世駅長の肖像を飾り、歴史が分かるようにしました。そして木製の名札も新調しました。

新しい駅長室での業務になったので、冬も暖かく、夏も涼しく執務をしてもらう環境が整いました。
また冬場の外での駅長業務を暖かくしてもらおうと「ぽっぽや」風の外套を新調してプレゼントしました。

新年行事として、わたしとニタマ駅長で「たま神社」にたま大明神を初詣して事始めとすることにしました。

参拝のお客様には、今年から初めてですが、たま大明神の福銭をニタマ駅長と一緒に差し上げました。今日の思い出に、思わぬサプライズプレゼントとして喜んでいただけたと思います。

今年は貴志川線100周年と和歌山電鐵10周年の記念と、世界農業遺産に和歌山県の梅が指定されたことも祝って、「ななつ星」ならぬ「うめ星」電車をみなさんにお披露目できると思っています。
みなさんのお名前を「うめ星」電車の名盤に刻むサポーターの募集もしていますので、ご家族の思い出に、子供さんの記念に是非ご参加をお願いたします。

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