和歌山電鐵 社長 
小嶋光信

たま駅長の命日となる6月22日、ニャンニャンの日でもありますが、長かったコロナ禍を経てウイズコロナといえども先月の5類移行で人流抑制がなくなったので、沢山のたま駅長のファンの皆さんや、アジアからのお客様で、久しぶりに賑やかな貴志駅での8年祭となりました。

たま神社の前は、熱烈なたま駅長ファンからのお花やお供えが飾られて、本当にたま駅長は幸せ者だと思います。

この8年祭の日から地元の株式会社センターバレイさんが開発した猫砂(ペットの脱臭トイレ砂)「脱臭梅」を販売することになりました。 センターバレイさんは、2016年から和歌山県の特産品である梅の廃棄物となる種に着目して研究・開発を開始し、もともと製造していた消臭剤や消臭スプレーの技術を応用して2019年から猫砂の開発に着手、2022年に商品化しました。有機の園芸用肥料を作って創業した会社ということで、化学物質を使わず有機質だけで作る猫砂は、創業時の想いと重なりこだわりがあり、肥料で培った技術やノウハウも猫砂で活かせたため、他にはない商品の開発に成功されました。ところが、あまり周知できずに売り上げは芳しくなく、たま駅長の応援を求めてこられたことから、今日の取り扱い開始となりました。

地元企業の開発であり、和歌山特産の梅の廃棄物になる種を使い、化学物質は一切使わず自然に優しく資源の循環にもなるこの製品を応援してあげようという、地元地域へのご恩返しでもあります。

早速、猫駅長たちに試したところ、確かに臭いが軽減され、しかも長時間効果が続くようで、猫の飼い主さん共通の困りごと、おしっこ臭を軽減するのにお役に立つことが分かりました。

今日は猫砂「脱臭梅」をたま神社の神前にお供えして、ニタマ宮司が厳かにお祓いをし、大いに猫ファンに愛される商品となるように商売繁盛をお祈りしました。 ニタマ駅長も「トイレの臭いが薄れて気持ちがいいニャン」とご満悦でした。

また、たま大明神の8年祭をニタマ宮司とよんたま駅長とともにお祈りし、方々最近の異常気象による被害や、世界の紛争が一日も早く終結しますようにともお祈りしました。

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