和歌山電鐵 社長 小嶋 光信
交通文化賞をいただきました。
交通文化賞は学術、文芸、発明などを通じ、著しく交通文化に貢献した個人に贈られる賞で、昭和28年以来の伝統ある賞ということです。
受賞の理由は、「沿線利用者の要望を活かす徹底した経営戦略のもと、駅併設の店主の飼い猫「たま」の駅長就任など、様々のアイデアと創意工夫により貴志川線の再生を果たした。
また地域公共交通総合研究所を創設し地域公共交通の活性化に尽力した」ということで、国土交通大臣からいただきました。
今まで既に交通関係や地域開発で4回も大臣表彰をいただいていますが、今回の賞はたま駅長も「嬉しいニャー」と言ってくれているのではないかと思います。
公共交通の再生も、地域公共交通活性化法や交通政策基本法も、地域公共交通総研も、地方の企業家には出来るわけがないと思われていましたが、「知行合一」で頑張って良かったと思っています。
個人表彰ですが、地域の皆さんや会社の仲間たち、たまちゃんやニタマちゃんなどの猫族の皆さんのお陰だと感謝しています。