和歌山電鐵 社長 小嶋 光信
ニタマ駅長が岡山から転勤して、伊太祈曽駅の駅長兼貴志駅長代行に就任以来、たま駅長の補佐として出席した行事は結構ありますが、この度は伊太祈曽駅長として、初めて公式行事の主役を務めました。
初主役の行事は、沿線にある和歌山信愛女子短期大学のインテリアデザインを学ぶ学生さんたちが、いちご電車のために丹精込めて手作りしてくれたイチゴ柄の座布団の授与式です。主役になったいきさつは、和歌山信愛女子短期大学からの寄贈が、和歌山電鐵の本社である伊太祈曽駅になったこと、この真夏の行事にたま駅長の健康を気遣ったからです。
いちご電車のイチゴ柄の座布団は、6年前に登場以来ずうっと使ってきていました。そこで新しいのを作ってくれませんかと弊社が呼びかけたところ、和歌山信愛女子短大のインテリアデザインを学ぶ学生さんたちが応えてくれて実現しました。
和歌山電鐵は地域の公共交通、地域の足として地域の皆さんと一緒につくり上げている鉄道なので、こうやって沿線の通学に使ってくださる学生さん達が、「和歌山電鐵ありがとう!」といって心を込めて授業で作ったイチゴ柄の座布団をいただくのは、本当に嬉しいことですし、まさに仕事冥利に尽きると言うものです。
初主役ということで、麻生課長にシャンプーをしてもらって綺麗になったニタマ駅長は、やや緊張気味で、「恥ずかしいニャー」「緊張するニャー」とニャーニャー言っていましたが、いざ本番になり駅長帽子をかぶると、シャンとして立派に行事をこなしてくれました。信愛の学生さんから座布団をいただくと、「ありがとうニャン」とお礼を述べていました。
この部下の晴れ姿をきっと上司のたま駅長も見たかったと思います。