和歌山電鐵
社長 小嶋光信
早いものでたま大明神が大国主命のご神力で大明神となって「たま神社」のご祭神として鎮座してはや10年です。
「たま大明神」の称号は、和歌山県の初代勲功爵を発案された仁坂元和歌山県知事が「たま駅長」の和歌山電鐵での出世に応じて称賛の意味を込めてたま駅長の生前に考えてくれた称号でした。
瓢箪から駒と言いますが、「たま駅長」が亡くなった時に和歌山電鐵の社長代理として多大な功績があったので「社葬」を2015年6月29日に貴志駅駅長室前で行い、祭司として氏神様である大国主神社の神主さんに執り行っていただきました。
空前絶後の社葬で、何と3000人のたま駅長ファンが参列されました。ところが不思議な事に動物を神様に出来るのは大国主命ただ一神であり、その年の8月11日に正式に「たま大明神」として「たま神社」に鎮座されたのです。
ニャンとも不思議な事ですが、和歌山電鐵の再建に神様がつかわしてくださったのではと内心思っていましたが、まさに数々の貢献は神業でした。
今日はその10年祭を記念して170センチメートルのたま大明神の大絵馬を、私が構想し生成AIを駆使してデザインしました。生成AIに何か類似のデザインがあるかと質問したところ「オリジナルですので大丈夫です」との回答でした。(笑)
大雨の予想が穏やかな天気となり、大絵馬の除幕式を「ニタマ駅長」が宮司となり、三猫駅長の揃い踏みで世界から来られたお客様と共に賑やかに執り行いました。
来年はいよいよ和歌山電鐵も4月1日に20周年です。
若桜鉄道はじめ数々の地方鉄道が和歌山電鐵と「たま駅長」の実績で出来た地域公共交通活性化再生法の「公有民営制度」で救われましたが、本家本元がいよいよ公有民営化され記念すべき年になるかどうかの瀬戸際の年です
キッとたま大明神が護ってくれると信じています。




